教室のアンケートやレッスン後の感想が、いつも「楽しかったです」で終わっていませんか?
うれしい言葉ですが、何が楽しかったのかまで聞けると、教室を見直す手がかりになります。
今回は、生徒さんの具体的な声を聞く質問例と、その声をレッスンに生かす考え方をお伝えします。
教室のアンケートで知りたいのは「何がよかったか」
次のレッスンは、何を教えよう。
もっと喜んでもらうには、何を足そう。
生徒さんのために考えているうちに、教える内容も準備も、少しずつ増えていく。そんなことはありませんか?
でも、生徒さんが楽しみにしているのは、教わる内容だけとは限りません。
自分の好きなことに集中できる。
わからないことを気兼ねなく聞ける。
小さな上達に、先生が気づいてくれる。
そんな時間も、教室に通う楽しみになることがあります。
生徒さんは、この教室の何を楽しみに来てくださっているのか。
先生の想像だけで決めず、実際の声を聞いて確かめたいところです。
レッスン後・LINEで使えるアンケートの質問例
「感想をお願いします」だけでは、何を書けばよいか迷う方もいます。聞きたいことを具体的にしてみましょう。
レッスン直後に聞く質問
- 今日、わかってよかったことは何ですか?
- 特に印象に残った場面はありましたか?
- 説明がわかりにくかったところや、もう少し練習したかったことはありますか?
後日、LINEなどで聞く質問
- 家で試してみて、できたことや迷ったところはありましたか?
- レッスンで学んだことで、実際に役立ったことはありますか?
毎回すべてを聞く必要はありません。レッスンの内容に合わせて、まずは一つ選んでみてください。
帰り際に急いで答えてもらうより、後から落ち着いて回答できる短いフォームやLINEが合う場合もあります。
よかったことだけでなく、困ったことも伝えられる聞き方を大切にしたいですね。
生徒さんの声を教室運営の見直しに生かす
感想をいただくのは、募集のときに紹介するためだけではありません。
いただいた声を読んだら、次の三つを考えてみてください。
- 喜ばれているので、これからも続けたいこと
- わかりにくさや負担があり、変えたいこと
- 先生が力を入れているけれど、まだ反応がわからないこと
一人の感想だけで全部を変える必要はありません。何度か声を集めながら、共通する点を見ていきましょう。
先生が「喜んでもらえているはず」と思っていることと、生徒さんが実際に喜んでいること。
その違いに気づけると、準備の時間や力のかけ方も見直せます。
生徒さんには、また来たいと思っていただきたい。
自分も、家族との時間や楽しみを大切にしながら、教室を続けていきたい。
そのためにも、頑張ることを増やす前に、今、通ってくださっている方の声を聞いてみませんか?
「楽しかったです」の、その先まで。
リアルな声を受け取れる仕組み、できていますか?
これからの自分にも合う教室へ
生徒さんが喜んでくださっていること。
その一方で、先生が少し無理をしていること。
どちらも確かめながら、今の教室を見直してみませんか?
10月からの「教室運営を整える3ヶ月講座」では、レッスン内容や料金、発信、申込みまでの流れを、一緒に整理していきます。
これまで続けてきた教室を、これからの自分にも合う形にしたい方へ。


