教室・サロン運営のヒント
仲良しレッスンが続かない
本当の理由
「生徒さんとの関係が良くなってきた」「レッスンが楽しくなってきた」——それ自体はとても嬉しいことです。でも、気づいたらお互いに「仲良しの延長」になっていて、気づいたときには行き詰まっていた——そんな経験はありませんか?
仲良くなることと、成長してもらうことは別の話です。「また来たい」と思い続けてもらうには、仲の良さだけでは足りない。今日はその理由と、長く続くレッスンのために大切なことをお伝えします。
仲良しレッスンで起きる3つの問題
① 講師側の負担がどんどん増える
仲良くなると「少しサービスしてあげようかな」「この人には特別に」という気持ちが生まれやすくなります。時間をオーバーしてしまったり、料金以上のことをしてしまったり。最初は良くても、それが当たり前になると講師側の消耗につながっていきます。
② メニューに行き詰まる
「次は何を教えようか」と悩み始めたら、それは仲良しレッスンのサインかもしれません。お客様の成長や目標に合わせたカリキュラムではなく、「その場を楽しく過ごすこと」が目的になってしまうと、メニューはどんどん行き詰まっていきます。
③ ある日突然「やめます」が来る
仲良しレッスンが終わるとき、多くの場合は突然です。「引っ越すことになって」「ちょっと忙しくなって」——でも本当の理由は「成長を感じられなくなったから」であることも少なくありません。仲が良いからこそ、言い出せないまま離れていく。それが一番つらいパターンです。
お客様にも講師にも長く続くレッスンのために
仲が良いことは悪いことではありません。でも「仲の良さ」と「プロとしての関係」は、きちんと分けておく必要があります。
お客様が「また来たい」と思い続けてくれるのは、楽しかったからだけでなく「ここに来ると自分が成長できる」という実感があるからです。その実感を届け続けることが、講師としての一番大切な仕事です。
長く続くレッスンのために意識したいこと
✦ お客様の変化・成長を言葉にして伝える
自分では気づきにくい変化を「こんなに上手になりましたね」と伝えることが、次への意欲につながります。
✦ 目標と現在地を一緒に確認する
「今どこまで来ていて、次はどこを目指すか」を定期的に共有することで、レッスンに方向性が生まれます。
✦ プロとしての線引きを大切にする
時間・料金・サービス内容の線引きを守ることが、長く続けるための土台になります。
仲良くなることは素敵なこと。でもそれに甘えない。お客様の成長を届け続けるプロとして、長く続くレッスンを作っていきましょう。
by Holisticsupport

