自宅教室をしていると、
「もっと勉強しなきゃ」
「もっと教えられるようにならなきゃ」
「先生なんだから、これくらいできないと」
そんなふうに思うこと、ありませんか?
講師はこれまで、たくさん学んできています。
だからこそ、いつの間にか自分の中の「普通」の基準が上がってしまうんですよね。
そして無意識に、「すごい先生じゃないと、生徒さんに選んでもらえない」と思ってしまうことも。
でも、それって本当に生徒さんが求めていることでしょうか?
生徒さんは本当に「すごい先生」を求めている?
例えば、受験勉強。
「東大の教授だから、この人から習いたい」と、必ずしも思うわけではないですよね。
それよりも、自分自身も受験で苦労した経験があって、
「ここ、つまずくよね」
「私はこうやって覚えたよ」と、
勉強の仕方まで自分の目線に合わせて教えてくれる先生。
そんな先生に「教えてほしい」と思う人もいるはずです。
知識が多いことと、「私に合う先生」であることは別。
これは教室でも同じだと思うんです。
「私にもできそう」
「この先生なら分かってくれそう」
「ここなら続けられそう」
生徒さんが求めているのは、そんな先生かもしれません。

「何を教える?」より「何を持ち帰ってもらう?」
たくさん学んできた講師ほど、
「あれも教えなきゃ」
「これも伝えた方がいい」と、
レッスンに詰め込みがちです。
でも、次のレッスンでは少しだけ視点を変えて、
「今日、生徒さんに何をひとつ持ち帰ってもらおう?」と考えてみてください。
「前より上手にできた」
「これなら家でもできそう」
「そういうことだったのか!」
そんな小さな実感がひとつあればいい。
教える量を増やすより、生徒さんが自分の変化を感じられるレッスンにする。
これなら、次のレッスンからでもできますよね。
生徒さんが求めているものから考えてみる
「もっとすごい先生にならなきゃ」と思ったときこそ、一度、
「私の生徒さんは、どんな先生から習いたいんだろう?」と考えてみる。
自分を大きく見せることよりも、目の前の生徒さんが求めていることを知る。
それが結果として、「この先生から習いたい」と選ばれる理由になっていくのだと思います。
先月お届けした「馴れ合いレッスンになっていませんか?」というヒントも、
実は今回のお話とつながっています。
まだ読んでいない方は、こちらも合わせて是非読んでみてくださいね。
▶︎「馴れ合いレッスンになっていませんか?」を読む↓↓
仲良しレッスンが続かない本当の理由|教室・サロン講師が知っておきたいこと

